上野東京国立博物館 阿修羅展に行く
金曜夕方、8時まで展示が見られる興福寺創建1300年記念
国宝「阿修羅」展を上野東京国立博物館に見にいった。
いよいよ日曜までの展示で最後の3日間である。
これを逃せば7月以降に九州まで行くしかない。
金曜夕方の時間帯は、土砂降りの大雨のなかちょうど一時間待ちの
長蛇の列、正面から横から、そして真後ろからもと360度眺められると
いう貴重な展示である。
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興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」
天平伽藍(てんぴょうがらん)の復興を目指す興福寺の
貴重な文化財の中から、阿修羅像(あしゅらぞう)をはじめとする
八部衆像(国宝)、十大弟子像(国宝)、中金堂基壇から発見された
1400点をこえる鎮壇具(国宝)や、再建される中金堂に安置される
薬王・薬上菩薩立像(重要文化財)、四天王立像(重要文化財)など、
約70件を展示いたします。
特に、八部衆像(8体)と十大弟子像(現存6体)の全14体が揃って
寺外で公開されるのは、史上初めてのことです。
阿修羅像は天平6年(734)、光明皇后(こうみょうこうごう)が
母橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために
造像して以来、戦乱や大火など幾つもの災難を乗り越えてきました。
1300年の時を超えて大切に守り伝えられた、日本の文化といにしえの
人々の心に触れる機会となれば幸いです。
=== 東京国立博物館 HPから
この華奢で小柄な少年風な顔は、実にいい顔をしていた。
まるでメッカの神殿を廻る回教徒巡礼者のように、時計まわりに
ゆっくり眺めたが、像にごく近い部分では、がんばって陣取り
いつまでも動かないたくさんの自分勝手な人たちと、それを
きちんと整理しきれない弱気な警備員のおかげで、阿修羅周辺
だけは、問題がある展示だったように思う。
それでも、1300年前の麻布(あさぬの)に漆と木の粉でしっかりと
作られた、実にいい顔をした国宝を見られたのは幸いであった。
また不勉強にもその時代のそれらの像は、木彫りではなかったのは
驚きであった。
こうした貴重なものがみられる日本に戻ってきて良かったと感じる瞬間
でもあった。
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