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2008年11月30日 (日)

広州蘭圃に行く

広州蘭園のなかでも、有名な蘭圃は、越秀公園と旧交易会場に囲まれた
つまり解放北路と環市西路の角にある。
蘭を中心とした展示で南方植物がうっそうと茂りゆったりお茶が飲める公園である。
近くには、春節時期には、外省人の故郷への帰省で日本の新聞にも出るほど
人が押し寄せるので有名な広州駅も目の前である。
蘭圃に何年も行っていなかったので、気温も日中はちょうどいい時期でもあり、
ゆっくり本でも読みながらと思い立ちHOTEL前からバスに乗る。
狙ったバスは、30番系統で少し外れて蘭圃の裏側に到着。
ぐるりと周囲を回って入場する。蘭の季節でないのでなかは閑散としていた。

Dsc03585_2 蘭圃入口の門

Dsc03637 蘭圃内部

Dsc03609 茶屋内部 客はまばら

Dsc03596_3 入場券8元

日中でもひんやりする中を回り、ベンチで本を読みながら一時間ほどで全体を
廻ったあと、茶屋でお茶を注文してゆったりした気分で本を読みながらお茶を飲む。
蘭圃に3時間近く滞在して、108番トロリーバスに乗り解放北路から東風路を越え、
中山路あたりを左折して東に向かう、私は買い物で用事がある中華広場手前の
停留所で降りる。
トロリーバスは、ジーゼルバスに比べると電気なのでかなり静かに走る。
のりごこちも加速感も意外にいい。
立ち寄った日系スーパーは、身動きとれないほど混雑していたがレジはすいていた。
前の中国人客は、これみよがしにカードで30元足らずの離乳食を買い求めていた。
少額の買い物でもクレジットカードを使いたくてしょうがないらしい。
その手の中国人がスーパーのレジの流れをせき止めている光景をよく目にする。
夕方スーパーで買った食品をリュックに詰めて、徒歩20分ほどで街中を抜け、
いつもの近所の足裏マッサージに行きいつもの日曜が終わる。

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2008年11月29日 (土)

広州全社野外活動

Dsc03569 野外活動 ハードな峡谷探検コース

Dsc03563 野戦場(二手に別れていい大人が戦争ごっこ)

土曜の朝も早い8:15に天河区体育東路広州酒家前に集合して、マイクロバス
で北に向かう。そして一時間ほどで野外活動の現地に到着。
亜熱帯ゆえ山は紅葉などなく、木々の緑で一面が覆われていた。
さらに空には雲ひとつない快晴であった。
山のふもとでは広州といえども9:00過ぎでもこの時期は震え上がるほど寒い。
そこではとてもこわそうな迷彩服のおっちゃんが待っていた。
その人が指導員兼隊長で池のほとりでいきなり全員整列させられ、点呼を受けて
柔軟体操を行うことになった。
さらに全員迷彩服を着用して、レーザービーム銃の取扱いを指導を受けて、二手に
分かれ野戦が開始された。隊長が銃撃戦での様子をPCを使って観測しているので、
何番に弾があたったという情報が、すべてリアルタイムで解る仕組みである。
意外にハイテクなのは驚きである。
全員ですっかり2回戦ほど楽しんだが、中国人はこうした戦争ごっこが相当好き
であること。中国女性のほうがむしろこうした戦争ごっこが大好きであること。
人民解放軍の出身者が、こんな戦争ごっこでも戦い方も知っていてやたら強いこと。
いろいろとおもしろい発見があった。
その後、BBQを行い、ビールや白酒やワインを飲み、いい加減酔っぱらった状態で
山道を30分ほど歩くと、突如眼のまえに遊園地の景色が飛び込んできた。
遊園地で1時間ほどさまざまな遊具で遊び、続いての峡谷探検では縄梯子あり、
ロープ1本渡されてネットがあるだけの峡谷を渡り、吊り橋もありのダイナミックな
散策コースをこれでもかと1時間以上歩き、ようやく元の野戦の集合場所に戻った。
さらに夕暮れが近づくなかマイクロバスに乗り、広州市内にまた1時間かけて戻った。
17:00に出発地点に到着。
いつも感心するのは、社員がこの手のイベントには、一部のひねくれ者を除き
ほぼ100%参加するということである。
そして変に気どらず適当に楽しんで適当に帰るので、良かったのか悪かったのか
考えてしまうが、その実は結構皆さん純粋なのでほぼ全員が素直に楽しんで
くれているようだ。
私も社員と交流して、大自然の山河を駆け巡り存分に楽しんだ一日だった。

Dsc0355812月も近いというのに山は一面緑一色

Dsc03559 全員チーム毎に異なる迷彩服で整列

Dsc03560 怖い隊長から銃の扱い方の指導を受ける

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2008年11月28日 (金)

3つの刃物

華僑の職業は、3つの刃物で成り立つという話は有名な話。
コックの菜切り包丁、洋服屋の裁ちばさみ、それと床屋の髭剃り
これらのどれかを使えればどこに行っても食うに困らないという、誠に理に
適ったお話である。
昨夜は早めに夕食を食べ床屋に行った。ここ2年ほど行きつけの床屋であるが、
どうにも店の人間の出入りが激しい。
鋏を使い髪を切る人も洗髪が専門のにいちゃんも、床の掃除やらお茶を出す
だけの下働きの人も、1年間ずっと勤め上げている人は稀なようである。
以前から手順を言ってあるので行くたびに人は替っても黙々とやってもらい料金と
手順はいつも同じ。
昨日はその順番がちがうと文句を言って修正させたが、稀に順番が適当に
なることもある。
営業許可証は店の壁に貼り出してあるが、理容免許など必要なさそうである。
さらに自宅で髪を洗う習慣の人が少ないため、どの店でも髪を切る場所の椅子より、
洗髪台のほうが数が多い。中国で見た洗髪台は全部仰向けである。
散髪してそのままではなく、例外なく移動させられる。
スーパーなどでは、シャンプー、リンスを販売しているので、無論家でも洗髪するが
人に洗ってもらう方が当然楽で、洗髪のあとのドライアーも髪が多い女性など特に
大変なので、1回10元、15元の回数券で毎日のように来ている人も多いようだ。
中国では、人口も多く女性も働く人が多いので、外食屋と美容院は旺盛な需要に
支えられていつも繁盛している。
人間が生きていくうえで必要なことを身につければ、なんとか生き延びられることを
中国では社会が教えてくれる。
ところで昨夜も床屋に入っても挨拶は、「にいはお」でなく、「飯食ったか?」だった。
いかにも広東らしい。

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2008年11月27日 (木)

カード犯罪続報他

カードの利用明細から先日のUNITED AIRの航空券の利用が消えていた。
当然だが、ようやくすっきりしたことがなぜかとても嬉しい。
カードを使う限りこういったことの繰り返しは、いったいどう対処したらいいのだろう。
個人の中途半端な預金や財産があるからこういったことに犯罪に巻き込まれるので
あるなら、いっそなにもない方がいいという乱暴な理屈もある。
中国にいてさえも極端な貧富の差がありひどい格差社会があるのは、ずる賢く財産を
作ることができる仕組みを使えた人間かどうかだけなのはどう考えてもおかしい。
共産主義でこれほど貧富の差が激しいのはなんと矛盾することか・・・
今日も、会社の前近くの会所(レストラン、サウナ、マッサージ、娯楽場)には、
イタリア製超高級スーパーカー(会所オーナ―が連日路上駐車して見せているらしい)
その他、香港マカオナンバーグレードの高いベンツ、さらに軍ナンバー高級車
(レクサス、ベンツ、パジェロ・・)そんな車がずらり並ぶこの摩訶不思議なながめ。
この国は共産主義でなかったのか?実に目を疑う光景だ。

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2008年11月26日 (水)

再び日本人向けクリニックに行く

2週間経ったので朝から検査結果を聞きに再び日本人向けクリニックに行く。

前回の血液検査の結果を聞くが、正常値。2回検査を繰り返したが、

正常の値だったと医師が言う。一過性の筋トレのやりすぎ結果だろうか?

無理すると数字が変わるので要注意だ。

念のためもう一度採血をして、その結果を含めて会社の診療所に報告すること

になった。クリニックもさらにお金になるのでその対応に異論はないだろう。

ドクターいわく、この結果ではまず心配に及ばすとのことで、なぜかビタミン剤が

処方された。

採血する看護士と日本語で話す。なんでも看護士資格を取ってから日本語を

学んだそうである。広東人でなく江西人であった。

どこに行っても、賢い人は自分の付加価値のつけ方をよく知っている。

待合室を見廻すと、風邪ひきの駐在員の子供が何人か親子連れで見受けられた。

現地の医療事情を垣間見るとやむなしだろう。

保険の効かないインフルエンザワクチンを250RMB=3500円で勧められたが

特に興味ないので接種しないことにした。今年の北半球でWHO推奨 EU要求に

符合した注目ワクチン株は3種類。

ワクチンは一流メーカー製造でドイツ製、フランス製で中国製ではない。

ちなみにアレルギー反応の皮下テストも検査料100RMBが必要である。

これらは予防接種なので保険対象外である。

これが、家族同時接種だと膨大な負担となる。

今回私は、保険が効いて診療+栄養剤の処方+血液検査(部分)で

1500RMB=約21000円だった。

個人負担ではいずれも厳しい数字である。

この医療格差では、病気にならない努力で養生することの大切さが身にしみる。

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2008年11月25日 (火)

またまたカード犯罪に遭遇

中国にいてカードを使う機会が多いせいか、よく不正引き落しに巻き込まれる。
最近は年に1回程度は、何かしら被害に遭いカード再発行やら引き落し停止をする。
個人カードといえども手間がかかる。これは一般人よりは、多いほうかも知れない。
CARD会社が素早く気付いて引き落し確認してくる場合もあるが、手口も巧妙になり
常に自身で請求明細と事実関係に気を配り早めに対策しないと被害に遭ってしまう。
今回は、5日ほど前に日本でUNITED AIR航空券をCARDで購入されていた。
日本円決済なので、11月初めの日本出張の際にやられたか、インターネット
ショッピングで、10月にAnti-Virus Softを購入する電子商取引の際に番号を
盗まれた可能性も十分ある。
いずれにせよ、UNITED AIRはこの20年以上乗る機会がない。
ここのところ毎月コンスタントに使うので13万5千円という微妙な価格は、
恐らくたいしたチェックもせずに引き落とされたかもしれない。
遅まきながら利用明細が確認できるWEB サービスの提供を受け、引き落し予定を
今朝たまたま見ていたので幸い今回の不正使用が発見できた。
過去数年では、1回数万円の不正利用は何回かやられてしまったも知れない。
カード利用の落とし穴は、至る所に存在している。平和な日本でも相当危ない。
便利だが究極の安全対策は、やはり使わないに越したことはないと教えてくれる。

調査依頼から3時間半で使用者が判明、Martinez Consuelo なるラテン系の

名前の男が私のカードを使ってUnitedの航空券をUSD1,387.76で買っていた。

前のカードが本年9月で失効になって、10月から新カードでマレーシア、上海、

広州、日本と4か所の場所+国際線機内で2回ほどカードを使った。

いったいどこでやられたのだろうか?

無論カードを即刻無効で停止するよう係の方にお願いした。・・・恐ろしいことだ・・・

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2008年11月24日 (月)

中国人花嫁の話

中国にいると、日本への花嫁紹介という形で仲介会社が存在していることが
目につく。なんでも大小60社ほどあるらしい。
ちょっと雰囲気が怪しい気がするが、なかには誠実な紹介業者も存在するらしく、
日本農家の嫁不足解消には中国農村部からの花嫁紹介は欠かせない。
いまどきはTV電話でお見合いして、高めのツアー料金を払って現地訪問して
結婚を決める。
そして成功報酬で業者は、まとまった金額の紹介料をとる。
最近はその花嫁は中国が一大供給基地らしい。
昨年の統計で国際結婚は、他国をおおきく引き離し年間1万2千組以上が
正規に中国人と結婚しているらしい。
日本の国際結婚が年間4万組程度なので、1/4強は、中国花嫁と
いう計算になる。
中国女性の日本人との結婚は年間1万組を超えたのが2001年で、もう8年も
高水準が続いているというから驚く。
給料面でも、10倍貰える日本へのあこがれは強いが、都市部などでは物価も
8倍ほどと高いので、想像しているほどの贅沢な暮しは待っていない。
特に中国東北部を中心に農村から都市部(東北3省の都市)へ仕事に来ていて、
次のSTEPで日本への花嫁と狙う人がそのルートに多くいるらしい。
いまでは、IP電話やMSメッセンジャーを駆使すれば、日本国内の中国人の友人や
中国在住の友人とも会話が出来るので、日本にいながら中国語の世界に十分
浸ることも出来る。留守家族の事情や、出産で長期里帰りする人もいると聞く。
日本人男性が騙される話も聞くが、何もそれは中国人だからとは限らない。
親や家族を大事にすることは日本人が希薄になったもので、貧乏な実家に余裕が
あれば送金したいのも変わらない人情だろう。
ただ、送金額でもめる位はましで、預金通帳と花嫁ごと消えることもあるらしい
日本では、わずかのアクセントの違いで差別する心のせまい人も多く存在するので
日本社会に溶け込んで地域のなかで生活することは大変な場合もきっとあるだろう。
中国人のなかには大陸的な気質のDNAを色濃くもち、多少気が荒い人や極端に
気が短くかつ表現がストレートな人も確かに存在するので、穏便を望む日本人と
トラブルが多少あるのはしかたあるまい。
その気性の激しさを、たかが数日間の見合いで見分けるには、相当無理がある。

しつけのありなしくらい解っても、気立て良し悪しまでは見抜けないかもしれない。

日本のマスコミも取り上げ方のバランスが悪いので、中国人が事件を起こすことで、
結果悪党だらけの中国人というイメージを与えてしまう。
たとえば、誠実な福建人だって世の中には多い。
さらに言えば日本人だって、もっと悪党がいるではないか?

そんななかでも、今日も中国女性は日本を目指すのである。

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2008年11月22日 (土)

広州モーターショーに行く

Dsc03525_2 Dsc03532

第六回中国国際汽車展覧会広州モーターショーが、交易会会場で開催されている。

本日は日系自動車会社の方と見学する機会を得た。

土曜の一般公開ということで、超満員だったが、車を観るのと

モデルを観るのと目的が双方あるらしく、モデルが出てくるとカメラ片手に黒山の

人だかりのモデル撮影会にたちまち変わってしまうのは、何処も同じ。

それでも、アメリカでも欧州でも日本でも頭打ちの自動車販売で

数少ない中国という成長市場に各社展示に力が入っていた。

景気減速で展示も控え目とは言え、大音響と迫力映像の演出はなかなかすごい。

紹介している車の持つ魅力は中国人の見栄を飾るには十分な道具なのだろう。

車の運転席に乗り込み、携帯で長電話しているアホが目についたり、べたべた

車のボディにさわりまくったり、食べ歩きと食べかけの食べ物放置といった

自由きままな中国人はどこに行ってもペースを崩さない。

またにこやかなモデルとちゃっかり並んで写真に納まったりする軽薄さは何処も

同じ情景だった。

とは言え、私もマツダのブースでつい一枚↓

Dsc03527 

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2008年11月21日 (金)

窃盗事件中国式解決方法

事務所が入っている商業ビルで恐らく警備員も手引きして、明け方の時間帯に
とある会社のドアを蹴破られ、机の上のノートPC数台のWIREが切断され、
強奪された。被害額は、聞くところ約120万円。
ものものしい状況のなかで警察がかけつけ聞き取り調査し、指紋採集して帰って
いったらしいが、ここは広い中国なので犯人は逮捕には至らなかったらしい。
そうでなくても凶悪犯罪が多いなかで人的被害が皆無の早朝の窃盗事件などとるに
たらない犯罪に警察もかまっていられない。
PCの中古市場への横流しによる金目当ての犯行だから、高度なデータ流出といった
文明的な事件にはまずもって発展しない。
しかも、足がつかないように遠くの街の中古PC市場に横流しするので、中国の
警察力ではまずもって犯人は解らない。
当然ながら、ビルの警備の問題だが、安い給料のガードマンが小遣い欲しさに
手引きして、狙い易いわきの甘い事務所に押し入る犯罪だろうから警察は形式的に
関わるだけで手出ししない。
そうなると被害者側は、泣き寝入りはくやしいから、少しでもビル警備の不備を
認めさせ、たとえいくらかでも金をビル管理会社からむしり取らなければ、
怒りが納まらない。
そうして長い長い2月からの示談交渉が始まったらしい。
それが最近落とし所ができて、ようやく解決となったらしい。
管理会社に毎月納める電気代水道代のうち、被害額の10%強の金額(2ヶ月分)を
支払わないこととなったようだ。
これも最初から落とし所を定めていて、真夏の電力消費の多い時期に結論を出さず、
涼しくなり電気代が下がる時期まで待つ、管理事務所の交渉力もさすがだと思う。
この落とし所が、極めて中国的なのだと思う。
所詮事件は事件であるが、担当者個人から見れば会社間のできごとなので会社の
面子をつぶさないことが最重要。
そこで、金額的合意が必要で被害申告額の半額とか30%では管理会社の負担が
多すぎるし、とは言え5%以下というのでは被害者側の面子が立たない。
極めて微妙な10%から20%が落とし所になる。
あとは、押しの強さと個人がどれくらい思い入れて交渉に当たるかだろう。
中国人は、国外国内を問わず交渉にしたたかであるが、最近思うことはどうやら
それをゲーム感覚で楽しんでいる節もある。

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2008年11月20日 (木)

気配り、目配り中国人考

どうやら中国人を部下に持つことは常に気配り目配りをして、目的達成のため
うるさいほど進み方を監視して、声に発し続けることが重要なポイントなのだという
思いを今更ながら新たにした。
監視されなければさぼり手を抜くのは、自分の心に聞いてみると思いあたる。
それは何も中国人に限らない。人はよほど自身を律する力がなければ楽な方向に
流される。だからだろうか、近年監視カメラは、とにかくいたるところで需要がある。
人は常に見られて録画されていることで、異常行動がかなり抑止されるのだろう。
録画しながら大きな音やひとの声が連動すれば、抑止力はより効果的だろうが
まだそれは見たことがない。
また、ひとには声を出して自分の意思を伝えなければなにも理解してもらえない。
中国に来てなによりまず身にしみたのは、以心伝心などとんでもない大嘘だ。
ということである。
声に出さないで人の心の内がそんな簡単に解ってたまるもんか。
まして、会社での関係など所詮金銭でつながっているだけとドライに捉えれば、
なおさらである。
つまり、気配り目配りは自分自身の為に協力してもらうツールであり、声をかけて
確認することは善意に期待するのではなく、意思を伝えて物事を進める手段である。
中国人は、比較的ひねくれた人の割合が少ないので事象に素直に反応する。
そして、体制や世の中の流れに逆らうことの困難さを良く心得ている。
また、監視する苦労より監視されて指示され、そのなかで手抜き方法を探す方が
ずっと楽で、精神衛生上いいこともよく知っているのである。
ただ日本人以上に恩を受けたことへの義理は、根付いている点はおおいに
評価したい。
逆に裏切られた時のうらみ復讐の炎も相応に大きいことも知って置くべきだろう。
そういった中国人の特徴をつかんで接しないと、とんだしっぺ返しを食う。
中国人化した日本人にもその対応は同じであると思う。
総じてかなり扱いにくいが、掛け値なしで興味深い隣人でもある。

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2008年11月19日 (水)

四川変面を見る

ゆうべとある飲み屋の新装開店にふらりと行ったところ、四川変面のSHOWを
見る機会に遭遇した。
過去何度か見ているがとにかく素早い動きで見るたびに驚く、昨日も50歳と
おぼしきおじさんが、派手にパフォーマンスを見せてくれた。
おじさんは、やはり四川人らしく小柄でまるい顔なので結構若作りに見える。
マントをつけ帽子をかぶり派手な舞台衣装で音楽に合わせて舞台せましと駆け回り、
客席まで出向きお客にわざと顔を近づけながら、今回20枚近くマスクが瞬時に次々と
入れ替わるのは、エンターテイメントとしてかなりおもしろかった。
中国の川劇という伝統芸能のなかで、演じられるのが正しくこれは「国家2級秘密」で
世界遺産申請中とのことである。
現在この役者は200名足らずということであるが、広州や上海といった大都会だと
このような芸術を身近で見られる。海外生活ならではのとても楽しいことである。
こういった機会を前向きに楽しみながら、明後日は中国駐在がまる5年となる。
長いようで過ぎてしまえば、瞬く間の5年間だった。

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2008年11月18日 (火)

日系損害保険会社広東支社開業式

昨夜は、日系損害保険会社の広東支社開業式に出席した。

超5星HOTELの1階の巨大バンケットルームでは、500人近くを招待して盛大な

開業式が開催された。支社開業に随分大掛かりなのは本社の意気込みを感じる。

お祝いの黄色の獅子が踊り、大きな一斗樽を2樽ステージに置いての鏡開き、

千手観音の華麗な踊りがあり(↓)、中国政府要人や在広州日本総領事が挨拶。

損害保険会社の日本本社の社長まで来て挨拶されていた。

Dsc03516華麗な彼女たちは耳が全く聞こえずしゃべれない

                    Dsc03517 

お祝いの花は、200本近くが並べられ派手な演出のなか約2時間で散会となった。

  Dsc03522  仕事を頂いているお客様でもあり当社も花を贈った

参加記念品は、「G-SHOCK」という時計なのがいかにも損害保険会社らしい。

広東省での損害保険の事業認可は14社目とのことである。

いまの時期に、製造業でなくこういった損害保険分野で業務を本格拡大するところに

その意義を感じる。

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2008年11月17日 (月)

結婚紹介所閉鎖と中国景気

米国を中心に中国花嫁を斡旋している会社の事務所が、アパートの階下にあった。

珍しく英語を話す多くの中国人女性が働いていたが、先日突如閉鎖された。

昨今の米国の景気が落ち込んだのが原因かどうか解らないが、3ヶ所

あった事務所はすべて閉鎖され跡形もなくなっていた。

それだけ、中国人にとって外国が魅力が無くなったせいと同時に、中国人の

暮らしぶりが目に見えて良くなってきたので、苦労して外国に行く必要がなくなった

せいもあるのだろう。最近の統計の数字を見ても、中国はさほど景気が悪くない。

広州では第三四半期も昨年比で18%も貿易額が増えた。ただし、ASEAN向けが

好調で、北米向けは横ばい。2009年の全体GDPも8%-9%とまだまだ伸びる

予測が出ている。

内需拡大政策も矢継ぎ早に出されて、巨大な国家ながらフットワークがなかなか

いいと感心する。

このまま、世界の工場として適正化しつつ維持しながら中国は新たな成長を

していくのだろうか?

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2008年11月16日 (日)

週末映画鑑賞と文明社会推進

昨夜は、上海で前回行った時に仕入れた日本TVドラマDVD「四つの嘘」、

アンジェリーナ・ジョリーの「WANTED」を連続して、3:00過ぎまで見てしまった。

WANTEDは相変わらずの洋画のスケールと派手な銃撃戦、大胆なカーチェイスや

走る列車に車が突き刺さり、高架鉄橋から落下と随分漫画じみた映画だが、やはり

人気劇画が元らしい。

中国単身赴任の週末で家人の監視がないので、ついつい時間を忘れてしまう。

おかげで充実するも、朝は10:30起床。陽はすっかり高く昇って今日もいいお天気。

食事作って食べてから、ノートPCをバッグに入れて喫茶店に行く。

街を行くと街路樹の根元に座り込む少女がいると思ったら、母親もいたが爽やかに

用足しをしていた。

中国では、街路樹の根元は常に要注意、あらゆる廃棄物や排出物が落ちている。

最近は犬を飼って散歩している人もいるが、犬の排泄物は見ていると路上放置が

ほとんどである。

市民文明は、ネズミの駆除、ゴキブリの駆除、公共の場を清潔にし、

廃棄物の正しい始末から始まるということでスローガンがあちこちにある。

事実、路上での食べ残しや野菜屑、骨付き肉の放置や散乱はよく目にする。

目を凝らすと街中でも大きなネズミが走りまわるのを目にするのも珍しくない。

今まで気にせず済んでいたことが、市民文明という言葉が先行してしまい

やたら気にさせられてしまっているのが、今の中国なのである。

そうすることで文明社会の建設を推進しているというのが、政府方針なので

しかたあるまい。

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2008年11月15日 (土)

いつもの休日

普段の休みでゆっくり寝るはずが、昨夜早く寝過ぎたため6時半に起床。

秋の雲と朝日がきれいなのがうれしくてついつい写真を撮った。

Dsc03495

朝食を作り、食べたあとは洗濯機を回し食器を洗って、午前中はジムに籠る。

ジムでシャワーして、アパートに戻り、昼食をとったあとは、徒歩30分の

中華広場というショッピングセンターにある、「ジャスコ」へ行く。

Dsc03424 休日の街なかの様子 環市東路

中華広場の横にはいままで気付かなかったが、英雄広場ということで、

中国の英雄たちが、ブロンズ像になって立っていた。

Dsc03501_2 英雄広場の英雄(中国共産党設立に貢献した)

Dsc03506_2 英雄広場から環市東路方面を望む

買い物のあとは、しばらく天皇杯サッカー中継を見ていたが、J1神戸が

J2の佐賀に大差でボロ負けしていた。

今日はアパートでインターネットが繋がらないので、徒歩10分ほどの無線LANの

ある喫茶店で少し仕事しながらコーヒーを飲む。

薄暗いが落ち着いた喫茶店は、だらだらいても文句も言わず、水を時折継ぎ足す

他は、放っておかれるのがいい。

開店時間も、朝8:30から深夜1:30とやたら長いのがまたいい。

何もも起きず平凡な休日が過ぎていき、いつしか喫茶店の外は暗くなった。

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2008年11月14日 (金)

宇宙ビジネス

先日新聞に、ベネズエラ1号打ち上げ成功とあり、なんだろう?と

読み進むと、中国が委託され人工衛星を打ち上げて軌道に乗せその運用まで

請け負っているとのことである。

2007年には、ナイジェリア1号も打ち上げており、調べるとこの宇宙ビジネスは

かなり以前から国外の仕事を獲得しているらしい。

既に、委託されて打ち上げた人工衛星は29回実施し、35基が成功している

とのことで隠された一大国際貢献である。

乞食が道端で大挙してのたうちまわるほどの格差社会と宇宙ビジネスとは、

この中国の複雑な事情を映し出していると言える。

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2008年11月13日 (木)

ほどよい季節

ここ数日は、空調がいらず暑くも寒くもない。

昼のオフィスも夜のアパートも快適な気温の時期は、殊のほか

短いのである。

秋の日差しは柔らかい。

いままで街中で見かけた大胆なタンクトップやノースリーブはさすがに

見かけなくなった。

ところで中国華南ではここまで傘が必需品だとは知らなかった。

年中日中は日傘代わりの雨傘を差している広州でも、さすがにその

女性たちの数もめっきり少なくなってきたが、それでも習慣なのか

まだちらほら見かける。

物事をあまり気にしない中国の女性もさすがに無骨な雨傘は、嫌なようで

カラフルで実はあまり紫外線対策にならない花柄を好んでいるようだ。

季節は巡り、いまは冬の目前だが、真夏のジリジリ焦がす40度UPの

強烈な暑さがふと懐かしい。

暑くても寒くても、人間の気持ちはかくも勝手なものである。

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2008年11月12日 (水)

広州で日本人向けクリニックに行く

日本の会社の診療所から、先日11月初めに帰国した際、採血した血液の
検査数値が上がっているので、再検査に帰国可能かの問い合わせがあった。
いかに、病気のためとは言え、一週間置かず日本に帰国する訳にもいかない。
そこでビジネス街の広州で一番高い80階建ビルの14階のクリニックに行った。
そこは日本人向けのクリニックで、そこで中国人医師の問診と日本人の
医療コンサルタント兼通訳とお話し、採血をおこなってきた。
清潔なクリニックで、駐在員の奥さんらしき日本人の女性が数名待合室にいた。
さらに面識のあった、以前良く通った日本レストランのウェイトレスで、日本人と
結婚している中国人女性と偶然ほぼ5年ぶりにそのクリニックで遭遇した。
日本人と結婚したからその恩恵が受けられる数少ない幸運な中国人である。
せまい日本人社会のクリニックにはそんな人もいた。
驚いたのはその料金である。
会社が海外旅行者総合保険なるものに加入してくれているので、治療目的ならば
自己負担はないはずだが、問診と血液検査で1570RMB。保険が利かないと
約23000円の個人負担を求められることになる。
この診療を市内の病院で行う費用は1/10から1/12程度で済むが、あらゆる面で
安全の保障はない。
かのクリニックでは、当然輸入品の採血器具は使い捨てで高価なものである。
かように中国での安全確保はかなり高くつく。
幸いこの駐在期間の丸5年は、ほぼ健康であり風邪をひいても薬局で薬を買い、
呑んで安静にしていれば治った。日本でもめったにないが現地でも風邪で休んだ
記憶がない。ごくたまに点滴までいくこともあったが概して問題なく過ごした。
あらためて、海外生活に耐えうる丈夫な身体に生んでくれた両親に感謝している。
今回、生まれて初めて海外旅行者総合保険のお世話になることとなったのは、
なにやらそろそろ海外生活卒業の天の声なのか??

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2008年11月11日 (火)

広州バイク事情&人民解放軍ナンバー車両

広州着任当初2003年頃は、地下鉄駅出口周辺には、人相や柄の悪い

バイクタクシーが大挙してたむろしていた。

通常のTAXIに比べて半額近くで、臭いヘルメットまで貸与してくれて

目的地まで渋滞もすり抜け素早く運んでくれた。

ところがバイクの二人乗りによる、歩道の通行人の盗難事件が相次ぎ、

市内では通行人の歩道側に下げたハンドバッグの切り裂き事件や、

かばんのかっぱらい事件が後を絶たない無法地帯だった。

当局はついに2006年には、広州市内へバイクの乗り入れを禁止した。

そしてバイクタクシーは市内から姿を消すことになった。恐らく白タクだろう

たくさんのバイクが撤去された。

例外として唯一身障者の三輪バイクは認められたが、その特殊なバイクを

借り受けたか盗んだか知らないが明らかに健常者が乗り回す状況を、

時折目にするようになった。昨夜も身障者用バイクのノーヘル3人乗りで、

公道を歓声をあげて走る姿を目撃した。

違法取締りが中途半端で、不正や賄賂がまだ残るので、目に余る行為を

しつけのされていない自由奔放な若者がおこなってしまう。

警察や軍隊の違法行為や逸脱行為は、目に余る。

人民解放軍のナンバーの高級乗用車を朝から、若い女性が一人で

運転したり、家族連れが乗っていたりして、その運用方法は理解に苦しむ。

偽物の軍ナンバーが闇ルートで流通して誰でも購入可能とも聞くが、真相は

わからない。軍や警察なら、高速道路や橋は無料レーンから進入できる。

言論統制はしっかりされても、こういった統制はまだまだ甘い。

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2008年11月 9日 (日)

広州に戻る

日本出張から昨夜11:00着の日系航空会社機で任地に戻る。

行きの東京便と違って、80%以上の乗客が乗っていた。

3列掛けの隣の2人は、サンフランシスコ在住広東人

50歳代後半の華僑である。(たまたま所持のパスポートが覗けてしまった)

やはりしょっちゅう里帰りできるリッチな華僑ばかりではなさそうで

その夫婦は、飛行機にめったに乗ったことがない様子で英語で質問を受けた。

巨体を揺すり黒人がせまい機内のあちこちを闊歩し、日本旅行帰りらしき

広東人の大声の広東語が飛び交うなか、定刻40分遅れて18:50離陸。

約2時間かけて日本をほぼ一直線に縦断、1時間ほど東シナ海を

長崎福江島から上海に向け飛んで、上海からは中国大陸内陸部を

華南に向けて湖北省、湖南省と2時間南下し、夜更けの広州に到着。

夜11:00過ぎの時間だが、アラブ首長国連邦ドバイからのエミレーツも

到着していた。

日曜の広州市内は晴れ渡り、風も強くこの1週間ですっかり秋めいて

いた。

Dsc03454 広州秋晴れ

Dsc03463 広州夜景

珠江の夜景        800pxpearl_river_in_guangzhou

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2008年11月 4日 (火)

東京品川に出社

久々3ヶ月ぶりの日本にて首都圏に出社した。

通勤かばんの他にみやげものの紙袋を抱えて8時過ぎの山の手線乗車は、

やはり無謀な選択だった。

すし詰めの車内では、朝から3連休疲れからかストレス充満のオヤジから

悪意に満ちた陰険な体当たりを食らい、よろめきながらの通勤となった。

大層、便利になった首都圏のJRは、車内では同じ口調で、繰り返し

注意を喚起するアナウンスが、機械的に響いていた。

出勤途中に会社の診療所に寄ったので、品川駅から都バスで会社へむかう。

JRのみならずバスでもSUICA、駅でもSUICA、大変便利だが消費もかさむ

IC CARDは、中国では一般的で公共機関やTAXIで利用する機会が

一般的だが駅の売店では使えない。

広州の場合は、廃車TAXIの再利用つまりクローンTAXIがあるので、かなりの

確率でIC CARDは使えない。10台に1台程度がやっとといったところ。

上海では、逆にIC CARDを使えないTAXIに出会ったことがない。

北京に至っては驚くべきは、北京オリンピック直前まで地下鉄やバス乗車券は

ペラペラの紙でおばちゃんが改札ではさみをいれていた。

IC CARDは、一般化したのは実は今年からである。

このように、都市ごとに進化の度合がまるでちがう中国から一時的に帰国すると、

均質に利便性がどんどん良くなる日本には目を見張るばかりである。

この一枚も二枚も上のサービスに中国が追い付く日がはたしてくるだろうか?

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2008年11月 3日 (月)

日本到着深酒反省

昨日から日本に出張で来ている。

飛行便は、日系航空会社であったが、737-800のウィングレットが2m近く

立ち上がった新しい機体で、新システムの個別TVつきで映画をゆっくり

楽しめることができた。このところの中国旅行者と出張者減少で乗機率は

50%弱。(定員165名)

737は30年以上前の1977年SUDAN AIRで利用して以来時折

使うことがあるが、実に息の長い機種である。

晴れた房総半島の銚子上空から進入して犬吠崎灯台を見下ろし、

鹿島臨海工業地帯を右に見ながらやがて成田に到着。

気温17度は広州との気温差が15度近くあり、あらためて冬が

近づいてきたことが実感できる。

夕闇せまる4:30に友人とある駅で待ち合わせ、スーツケースをもったまま

酒を飲み始めて、ついつい11:30過ぎまで盛り上がってしまい深夜の帰宅

となった。

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